この度、教会長の長女がご縁をいただきまして、結婚式を挙げさせていただきました。
新型コロナウイルスの影響もあり、両家のご両親のみの参列になり、親族やご友人の方々にはライブ配信の形で参拝いただきました。
オンライン配信という便利なツールを使える時代になったこともありがたい事です。
結婚式の次第の中に、『誓盃(せいはい)の儀』というものがあります。
神前式の結婚式に参列されたことのある方は見たことがあるかもしれませんね。
ご神前にお供えした御神酒(おみき)をお下げし、大・中・小、三つの盃で交互にお神酒をいただき夫婦の契りを結ぶ儀式です。
「三々九度」と言われるほうが一般的かもしれません。
新郎新婦が交互に三回ずつ合計九回行うことから、このように呼ばれます。
この「三々九度」には、次のような願いが込められています。
1つ目の小盃…過去 先祖への感謝の気持ちを込めます
2つ目の中盃…現在 ふたりのここから力を合わせて生きていく誓い
3つ目の大盃…未来 これからの家族の安寧と子孫繁栄の願いを込めます
また、3つの盃がそれぞれ天・地・人を表しているとの説もあるようです。
新婚の二人は神妙な面持ちで三々九度の儀式に臨みました。形も大切ですが、そこに向かう気持ちがありがたいことです。
お式の中で、祭主の先生が神様に、二人のここまでのお礼と、ここからのお願いをしてくださいまし☝た。
二人はこれからいろんな出来事と出会うことになるでしょうが、手を取り合い、神様を忘れずに幸せになってもらえますようにと神様に祈らずにおられません。
教会では、結婚式の相談も随時受け付けています。気軽にご相談ください🤗🌹
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